★宝くじに関して寄せられる質問(1-3) 解説編

前回の「解答編」を読んで、皆さんはどう思われたのだろうか。
「疑問編」で「売り切れは存在しない」と書いておきながら、
「解答編」では「売れ残らない」という、まるで矛盾した答とも思える。
それでは、その理由を説明させていただこう。簡単に言えば、こうだ。

宝くじは、売れ残った瞬間に『宝くじ』ではなく、ただの『紙切れ』になるから

売り切れの無いジャンボ宝くじを例にとり、順を追って説明しよう。
まず、発売最終日の発売終了時刻が来て、閉店となる。
この時点では、売れ残った宝くじが店内に存在する。
基本的に売り切れが無いのだから、最後に売れ残って当然と言える。
もし存在していなければ、終了間際に大量購入されたと考えられる。

なお、ここから先のクジ券の流れは、私が実際に確認したわけでは
ないが、とても信頼のおける方(おそらく世界一信頼のおける方)から
入手した情報なので、信じていただいて構わないと思う。

売れ残った宝くじは(一旦、宝くじの販売を取り次ぐ会社へと送られる
ルートも含めて)最終的に受託銀行へと戻される。
最初に受託銀行から販売店へ受け渡す際、その宝くじの番号を
控えており、戻って来た番号を照会することで、どの番号のクジが
どの売場で売られたかがわかる仕組みになっている。
元日の新聞で「県内では、年末ジャンボの1等は○本発売」と記載
されているのは、そのような理由による。
また、これは宝くじの盗難や偽造といった犯罪防止のためでもある。

さて、売れ残って受託銀行に返されたクジ券の中に、1等2億円の
当たり券が入っていたらどうなるのか・・・であるが、宝くじ売場で
「売れ残り」と確定された段階で、それは「宝くじ」ではなくなる

正確に言えば「受託銀行に渡せば換金できる1枚300円の金券」に
なってしまうのである。したがって、当たりもハズレも関係無い。

「でも、金券と言ったって実際は宝くじだから、その番号が
当たったらどうなるの?」

意地悪をせずに、皆さんが関心を持っていることにお答えしよう。
ここから先は、既にご存知の方もおられると思うが、確かに
返された番号の中に高額当せんが含まれていることもある。
ただし、年末ジャンボ宝くじの販売額は2000億円を超えるため、
収益は800億円程度と予想される。返されたクジの合計枚数が
1ユニット分(1000万枚)として、その中に2億円の当たりくじが
2~3本あったとしても、800億+6億=806億で、胴元としては
少しだけ収益が増えることになる。逆に、返って来たくじが全て
ハズレたとしても、800億-30億=770億で、30億の減収になる。
しかし、806億と800億と770億を比べたところで大した影響は無い。

「1等2億円1本」が存在するためには、「その他999万9999本」という
大量のクジ券の存在が必要不可欠なのである。


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by ufo | 2006-04-04 03:14 | ★宝くじ | Trackback | Comments(0)
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