企業秘密になってしまうので、答えられる範囲で

予告と異なってしまいますが、某サイトで次のような質問があったので解説します。
なお、原文をそのまま転載せず、質問文の言い回しや表現方法は変えてあります。

>スクラッチくじにはバーコードがあります。
>このバーコードが当たりくじの偽造防止のためならば、更に大きな問題になります。
>偽造防止のためのバーコードを調べれば、削る前に当たりがわかってしまうからです。
>スクラッチくじを10枚袋入りで購入すると8枚ハズレ&2枚末等とか、
>9枚ハズレ&1枚3000円というような構成になります。
>くじの担当者と宝くじ売場の人間が組めば、売る前に当たりだけ確保できるという事になります。
>1万円程度の当たりくじなら当せん枚数も多いので、ここをピンポイントで狙えば
>同じ人間が当たりくじを沢山換金しても怪しまれません。
>5万円以下なので、みずほ銀行まで行かなくても済みます。
>この件に関して、関係者の方に弁明・説明していただきたいです。

まず、根本的に勘違いされている点が二つあります。
(1)バーコードを調べただけでは、当たりかどうかの判別はできません。
  理由は言えません。
(2)現在のスクラッチくじを10枚袋入りで購入した場合、必ず規定上の最低当せん金が
  保証されています。(最低当せん金の額は、くじの種類によって異なります)
  ですから、9枚ハズレ&1枚3000円というパターンは存在しません。

次に、もし当たりが分かったとしても、くじ担当と売場の人間が組むことは考えられません。
理由は「そんなことをしている暇は無い」からです。

1等 50万円 300本
2等 10万円 500本
3等 1万円 2万本
4等 500円 250万本
5等 100円 500万本


これは、ある回号のスクラッチ(全国自治宝くじ)の等級・当せん金・本数の詳細です。
1等と2等は銀行で換金の必要があり、4等と5等はわざわざ不正をしてまでも当てる
金額ではないだろうということで、今回の質問の趣旨には該当しないと思われます。
そこで、問題は3等ということになります。

全国自治宝くじですから、北海道から沖縄まで、日本全国の宝くじ売場で発売されます。
売場の数は、ある書籍によると約1万7千ヵ所となっています。
当たりの本数が20000売場の数は17000。そこで働く方の時給や給料を考えたら、
それこそ「売るのはスクラッチだけじゃなくて、通常くじや、ロトやナンバーズもあるんだよ。
換金もあるし、売場の整理整頓、清掃、引継ぎ・・・忙しくて不正をする時間なんて無いよ!

と言われるかもしれませんね。売場の方は、皆さんが想像する以上に大変なんです。


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by ufo | 2006-09-23 21:12 | ★スクラッチ | Trackback | Comments(0)
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