抽せん会で矢を発射する人は、必ず読んでください
抽せんの前に、必ず確認しておいて欲しいことがあります。それは…
「再抽せんは、何回まで付き合わされるのですか?」
ということです。
宝くじの抽せんには、次のようなルールがあるのをご存知でしょうか。
「同じ等級で同一の番号が抽せんされた場合は、後の方をやり直す」
今回のサマージャンボの「ジャンボ30年記念賞」は、下4ケタを2本抽せんします。
例えば1本目が1111で、2本目も1111だった場合、2本目の方を「1111以外が出るまでやり直す」ということになります。
ちなみに、今回の「ジャンボ30年記念賞」の抽せんで再抽せんが起こる確率は 0.01% です。これがどのくらいの確率なのか、今回の各等級の当せん確率と比べてみましょう。
1等 0.00001%
2等 0.00002%
3等 0.0001%
4等 0.001%
記念 0.02%
再抽 0.01%
5等 0.1%
6等 1%
7等 10%
ということで、記念賞(3万円)と5等(1万円)の間ぐらいの確率になります。
ただし、再抽せんが行なわれるのは番号が同じ場合だけではありません。
・矢が発射されない
・矢が的に刺さらない
・刺さっても、発表前に落ちる
上のような場合も再抽せんになるため、これらを含めたら再抽せんの確率はもっと高くなります。
そして、次のような恐ろしいルールが存在しているのです。(みずほ銀行宝くじ部に確認済み)
「再抽せんの回数には上限が無いため、決まるまで何度でもやり直す」
ですから、この記事の冒頭で書いたことを確認しておかないと
「この抽せんが終わるまで、今夜はキミを帰さないよ…」
という、鳥肌が立つようなセリフを言われるかもしれません。下手をすれば、あなたの一生は「ジャンボ30年記念賞」の矢を発射し続けることに費やされる可能性もあるのです。その可能性は限り無くゼロに近いのですが、決してゼロではありません。
それから老婆心ながら、抽せんに参加する司会者・幸運の女神・立会人の方々も、上に書いたことを事前に確認しておくべきだと思います。
★宝くじ販売員が見た!「当たる人vs当たらない人」のブログはこちらからどうぞ
★ロト予想ブログ「神はさいころ遊びをしない 2nd」のブログはこちらからどうぞ
★ロト6当選番号予想「イメージシンクロ」のブログはこちらからどうぞ
★他の方の予想は、こちらの『人気blogランキング』からどうぞ
★このブログの執筆者のプロフィールはこちらからどうぞ