夢を奪った償いをしろ!
同行によると、ホストコンピュータがダウンしているのをシステムを管理する「日本宝くじシステム」(東京・中央区)が発見。販売端末の売上データなどが集計されないため、一時、抽選ができなくなった。システム復旧後、抽選を開始した。
というトラブルがありました。
私が宝くじ売場の責任者なら、「システムがダウンしていた時間内に販売できたと思われる売上を補填しろ!」と言っていたでしょう。
私が都道府県知事もしくは政令指定都市の市長なら、「システムがダウンしていた時間内に販売できたと思われる売上から算出される収益金を補填しろ!」と言っていたでしょう。
私が総務大臣なら、当該の銀行とシステム会社のトップに「ちょっと来なさい」と言っていたでしょう。
私が、上に挙げたような関係の人間ではなくて良かったですね、みずほ銀行さん&日本宝くじシステムさん。
ところで、今回の件について次のような声があがっているようです。
・誰が何を買ったかわからないと、抽選できない??まるで一番少ない数字や選ばれなかった数字を選んで当ててるみたいだね
・みなさん冷静に考えて見てください!販売した内容が解らないと抽選できないということは、当たり数字を操作しているということなのではないですか?当選金額が確定しないためだったら解りますが・・
・売上と配当は後集計で仕方ないとして、当選番号だけは的に弓の原始的方法で出来るだろう。それとも、当選者無しの番号をコンピューターが作為的に選んでいるというなら話は別だが…。
・さて、問題です。なぜ販売端末の売り上げデータなどが集計されないと抽選できないんでしょうか?売り上げデータなんて抽選に関係ないのでは?どの数字が売れてるのかとか知りたいんでしょうかね。販売端末と抽選機は別物ですよね。
・システムダウンしても抽選は出来るでしょうが…「オンラインシステムが停止して抽選できない状態」????何か変だぞ!「オンラインシステムが停止して当選金がわからない」なら話しは解るがオンラインシステムが抽選してるのか?やっぱり八百長だったのか…
・家にあるビンゴセットを貸してあげるので契約どおり抽選してください。手動でも抽選できますよ。出来ないならば、私がやってあげましょうか?
素人の方だからこそ、このような意見が出るのでしょうね。プロから見れば、今回の「抽せんできない」というのは至極当然のことです。理由は、今回の宝くじが「年末ジャンボ」などの類ではなく、「数字選択式宝くじ」だったということです。
『全ての等級で当せんが出なかった場合は、抽せんをやり直します』
数字選択式宝くじの抽せんには、このような規定があります。つまり、販売データが無ければ、再抽せんすべきかどうかがわからないので、結果的に抽せんができないことになるわけです。お分かりいただけたでしょうか。
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自分は、「売り上げが把握できない・当せん金が決定できないから
というのも含めてこういう説明」だと解釈していたのですが。
確かに売り上げや当せん金は後回しにして、当せん数字の抽選自体はやろうと思えば、やれますね。
お役所仕事?だから全部きっちりしないとダメ、という決まりでもあるのでしょうか。
それから、オンラインシステムが停止した、とありますが
大規模な停電や大地震等災害のときはどうなるんでしょうか
あまり考えたくない話ではありますが。
3月7日の記事で回答を書かせていただきましたので、ご覧ください。