900×1万≠900万
昨日の記事ですが、最初は上のように書いていました。200円買って900円になったので、購入額が1万倍の200万円なら当せん金もそれに比例して1万倍の900万円になると思ったためです。
しかし、そこはプロ!
本能的に何かがおかしいと感じました。(←プロなら、書く前に気付けよ…)
1等 18口 1603万0900円
2等 188口 11万0200円
3等 3612口 9900円
4等 9万6378口 900円
販売実績額 9億7601万1200円
これが実際の数値です。もし私が同じ組合せで200万円を購入していた場合は次のようになります。(赤い字の部分が変わっています)
【200万円買った時】
1等 18口 1606万3800円
2等 188口 11万0400円
3等 3612口 9900円
4等 10万6377口 800円
販売実績額 9億7801万1000円
やはり4等は900円ではなく800円になっていました。
ついでに、もし200億円買っていたらどうなっていたのかも計算してみました。
【200億円買った時】
1等 18口 4000万0000円
2等 188口 3152万7000円
3等 3612口 21万3700円
4等 1億0009万6377口 0円
販売実績額 209億7601万1000円
1等は限度額の4000万円になり、あふれた約55億円が2等へ上乗せされるため2等も3000万円超の高額配当です。上乗せは2等でストップしてしまったため、3等は上乗せされずに規定通りの計算が行われて21万3700円です。
4等の当せん金は20円ですが、100円未満の端数は切り捨てられるため、まさかのゼロ円になります。これにより4等だけでも約20億円の切り捨て金が発生しましたが、「当せん者がいない」という理由ではないため他の等級に上乗せされることはなく、この20億円はそのまま収益金となります。
したがって「ミニロトを同じ組合せで200億円買うと当たっても損する上に、地方自治体がウハウハ!」という結論になりました。
明日は21日なので、おそらくあの方が登場して毒舌を披露するはずです。
◎おまけ◎
【200億円買ったのが全部1等だった時】
1等 1億0000万0018口 0円
2等 188口 236万9800円
3等 3612口 21万3700円
4等 9万6377口 2万0900円
※事実のみを書かせていただいております。信じられない方は、みずほ銀行や宝くじ売場でご確認ください。
★宝くじ販売員が見た!「当たる人vs当たらない人」のブログはこちらからどうぞ
★ロト予想ブログ「神はさいころ遊びをしない 2nd」のブログはこちらからどうぞ
★ロト6当選番号予想「イメージシンクロ」のブログはこちらからどうぞ
★他の方の予想は、こちらの『人気blogランキング』からどうぞ